琵琶湖 紅葉と渡り鳥

三嶋池 伊吹山
三島池に映える逆さ伊吹山 水鳥たち

11月20・21日紅葉見ごろの湖北へ行きました。燃え立つ紅葉、鏡のように静まった琵琶湖には渡り鳥が水草をついばんだり、首を水中に突っ込んで尾羽根を立てて魚を探している様子であったり、中州に一本足で休んでいる雁、まるでじゃれあう子猫のような鴨たちの群れ。水鳥観察センターには高倍率の望遠鏡がありあたかも直前に水鳥がいるかのように観察ができます。いつまで見ていても飽きないです。

マガモ・オオヒシクイ・カワウ・カルガモ・カイツブリ・ダイサギ・アオサギ・キンクロハジロ・

ヒドリガモ・アカハシハジロ・コハクチョウ などなどまさに水鳥の宝庫です。

彦根城・玄宮園のライトアップは漆黒の闇のなか、鏡面のような池泉に映る紅葉が逆さまに水中奥深くへ伸びていて、幻想的なめまいがするような体験でした。画像ではこの幻想観的な風景を写し撮れなかったですが画面真ん中が水平軸です。上部の情景に写っているのが実像です。右上に、彦根城、その下の明るい建物は茶室で、この二つが反転して池面に映っています。紅葉の木々はモミジの1枚1枚が細密画のようで、あまりの美しさに池の中へ魅き込まれるかの錯覚を覚えました。画像は暗くて、技術面が未熟なせいで不思議体験の現象までは表現できませんでした。どうぞ想像してくださいませ。満月近い清冽な月が雲ひとつない空に輝いていました。

姉川ダム(奥伊吹)の紅葉は多種の広葉落葉樹が葉が散る直前の色変わりのためさまざまな色に染めてくれています。錦織り成す秋麗です。人間のために彩ってくれるのでしょうか何故色変わりするのでしょう?